
予防診療
ペットと安心して暮らすために、予防はしっかりしましょう

伝染予防ワクチン(イヌ・ネコ)
イヌやネコは年に1回ワクチンを接種する必要がございます。
仔犬や仔猫の場合は生後2ヶ月経過後に1回目の接種をし、その後およそ1ヶ月間隔で追加接種を行います。仔犬は最高で3回、仔猫は2回の接種を致します。大きくなったら、当院の指示に従って、1年間隔で追加接種のほうを行います。
狂犬病予防注射(イヌ)
子イヌの狂犬病予防注射は法令で義務付けられております。(生後3ヶ月)
毎年4月〜6月ごろに接種をします。子イヌの初回接種の場合はその限りではないため、時期については当院スタッフにご相談ください。


フィラリア予防(イヌ)
犬フィラリア病は自覚症状がなく病状が進み、最悪の場合死に至らしめてしまうことがある病気です。
この病気は蚊の媒介による発症が多く、蚊が発生する時期に合わせて月に1回内服薬を服用させます(5月〜12月)。また、万が一フィラリア病にかかってしまった犬にいきなり投与すると、ショックを起こしてしまう場合がございますので、その前にフィラリア検査を受けなければなりません。
ノミ・マダニ予防
3月〜12月までの時期には、ノミやマダニが多く発生し散歩中などにくっついてしまう場合がございます。駆除剤(滴下剤・内服薬)を定期的に使うことでそれを防ぐことができます。仮にすでにノミ・マダニを見つけた場合においても、この薬を使えば2〜3日後には完全に駆除することができます。


去勢・避妊手術
子供を産ませる予定がない場合には避妊・去勢手術をおすすめ致します。他の避妊・去勢の目的として病気の予防がございます。メスでは子宮蓄膿症、乳がん、卵巣・子宮の腫瘍を、オスでは前立腺疾患、会陰ヘルニア、肛門周囲の腫瘍や精巣腫瘍を防ぐことができます。予防措置を取ることで、健康管理上でのメリットになり、ペットの性のトラブルやストレスを減らすことができます。手術する時期としては、生後6ヶ月後を目安に行うことをお勧めいたします。費用等やご相談がございましたらお気軽に当院にお問合せください。